8月26日の夢(完全に仕事を辞める日)

 さあ、今日は完全に仕事を辞める日だ。会社で整理のため、箱の中身を床にぶちまける。大量に出てきたのは目玉クリップだ。同僚が目歩丸くして、「何、それ?」と言う。ぼくは「これはぼくのところに届けられた資料の束をとめていたクリップさ。それをもとに、ぼくは沢山のマニュアルを書いたんだ」と答える。
 クリップを拾い集めるのもそこそこに、ぼくは階下に降りて、自分のデスクの整理をする。デスクは脚がふにゃふにゃになっていて、もう満足に立っていることができない。でも、ピアノを買いたいというお客がやってきた。ぼくはデスクの上に物差しを置いて、その物差しを鍵盤に見立て、ピアノを弾く真似をしてみせる。当然、うまくは弾けない。「音の出ない状態で弾くのは難しいね」と、ぼくは苦笑してごまかす。
 そろそろピアノを教える先生と生徒がやってくる頃だ。玄関が開き、先生が顔を出す。都はるみさんだ。しかし、生徒の方は遅れているらしい。その間にぼくはラジオを組み立てなければいけない。知ったかぶりで一人で組み立て始めたのはいいが、うまく配線がつながらない。

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