9月17日の夢(エレベーター電車)

 会社の中に、小説を書いている者が二人いる。一人はぼくで、もう一人はKという女性だ。Kの書いた小説は90枚。しかし、ある部分だけが異様に長すぎるので、そこをコンパクトに削って、5枚ぐらいにしてはどうかと、ぼくは忠告する。
 そういうぼくの小説も70枚に達したが、そこで原稿用紙がなくなり、用紙の束の裏紙が見える。しかたがない。今日は早じまいをして帰宅することにする。両開きの重い扉を開けて、廊下に出る。閉めようとすると、ぼくに続いて出ようとする男がいたので、そのままにする。
 エレベーターの前で待っていると、ドアが開いた。総武線の黄色い電車がすべりこんできた。しかし、エレベーターのドアと電車の間には段差があり、電車は少し下の方に停まっていて、誰も乗ることができない。

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