9月27日の夢(医療検査サービス付きバス)

 仕事で遅くなったので、若い同僚たち二人とタクシーに同乗して帰ることにする。三人とも中央線沿線で、ぼくが一番近い。「自宅までそれぞれ寄ることにしていいかな」と確認してから、タクシーに乗る。しかし、若い二人はそのまま帰宅せずに、タクシーをあちこちのお店に載りつけて遊んでから帰るので、早朝の四時になってもまだ帰りつかない。
 バスに乗っていると、男の車掌が「これからサービスで医療検査を行います。ご希望の方はお申し出ください」とマイクでアナウンスし、乗客に検査表を配って歩く。ぼくは「もう降りる停留所ですから」と慌てて降車ボタンを押すが、そこは新橋なんとかというバス停で、まだぼくの目的地には遠かった。
 座談会の立ち会いに行く。上司である詩人のY氏がなかなか現れない。ようやく定刻ぎりぎりに窓越しにやってくる姿が見える。ぼくは「あの人は太っているからすぐわかるよ」と言う。座談会が始まると、なぜかぼくらは立ち会わなくてもいいことになり、他のお店でのんびりお茶を飲んでだらだらする。ぼくは会場に早く戻りたい。だが、みんなは「今日は会社から半休を与えられているから、こういう日は夕食も会社から出るんですよね」と言う。ぼくが「食べないで帰ります」と言うと、みんな白けてしーんとしてしまう。

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