3月1日の夢(汚れた野菜)

 生家のあった名古屋の覚王山バス停で、若い女性とおしゃべりしていたのだが、彼女はさっさとどこかへ行ってしまった。
 これからサラダを食べなくてはならない。このキャベツの葉を洗って食べるのだ。だが、それは葉というより、汚れたぼろきれだ。ゴミがいっぱい付いている。気持ちが悪い。いっそ食べずに捨ててしまおうか。
 イギリスの元貴族の館だったらしい豪邸が改造され、今は豪華なレストランとなっている。だが、なぜか玄関先には安っぽい日本語のメニューが台に置かれ、それをいかにもお上りさんふうの日本人親娘が覗き込んでいる。母親は娘に「◯◯しかないから、やめよう」と言って立ち去る。ぼくは日本人観光客が恥をかかなくてすんだのを見て、ほっとする。

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