8月8日の夢(N氏の詩を贋作する)

 人気詩人のN氏から手紙が来た。「ぼくの詩を贋作してみてください」と言って、書くべき詩の梗概が書かれている。途中で酷暑と極寒について対比をする部分があり、ここは何行も使いたいので、ネットで検索して調べて書くようにという指示だ。
 その手紙を持って会社に行く。N氏も出社しているが、話すチャンスはない。だが、ぼくはN氏からそういう依頼を受けたことが嬉しく、見せびらかすつもりで自分のデスクの上に、その手紙をわざと開いて置く。
 それから「プレイボーイ」誌を持ってトイレに行く。スリッパに履き替えようと思うのだが、スリッパがビニール袋に入れてあり、これではトイレに入れない。あきらめようとすると、突然トイレの中に掃除のおばさんが出現した。彼女が脱ぎ捨てたスリッパをはいて、ぼくはトイレに入る。だが、なんと汚いトイレだろう。便器は上まであふれるまで大便が詰まっている。それでも、足の踏み場さえあればと思うが、よく見ると床にも大便があふれている。驚いて、その上に「プレイボーイ」誌を落としてしまった。

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