8月10日の夢(蒸気機関オーケストラ)

 小規模編成のオーケストラが佐渡裕のような指揮者のもとでブラームスの交響曲を演奏している。管楽器が鳴ると、その前に置かれた蒸気機関から水蒸気がすごい勢いでブアーッと噴き出す。会場内の湿度を保つためなのか、それとも別の意図があるのだろうか。シンフォニーの背後にたえず蒸気機関の重低音が鳴り響き、実に迫力がある。

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