8月13日の夢(気球でやってくる人)

 夜、名古屋の栄町あたりを歩いていると、U氏とばったり会う。「もうすぐIさんがこのあたりに気球で着陸しますよ」と言う。それなら彼女を迎えに行かなければならない。腕時計を見ると、もう夜の9時近い。今日も帰宅が遅くなってしまうな。
 その前にこのあたりのビルにある印刷所に雑誌の入稿をしようと思い、ビルの階段を降りていくが、見つからない。もう倒産してしまったのだろうか。そこへN氏が階段を登ってきた。ということは気球が着陸したのだ。「Iさんは?」と意気込んで尋ねると、「自分一人でまとめられるレポートばかりなので、もう家へ帰ったよ」と言う。そして、あいかわらずのポーカーフェースのまま、男たちでごったがえすバーのカウンターのような場所に、着陸手続きのため行ってしまう。
 今日もIさんには会えないのだなと思い、ひとりなおも印刷所を探してビルの階段を、ぐるぐると反時計回りに降りていく。しかし、見つけることはできない。

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