3月17日の夢(熊野から成城へ行く電車)

 熊野のあたりの山中で仕事を終え、駅で電車に飛び乗る。車内は空いていて、座ることができた。やれやれと思うが、車窓から見る外の景色に違和感がある。どうも反対方向へ行く電車に乗ってしまったようだ。次の駅で女性の乗客が降りるのに続いて、「すみません」と言いながら、既に閉じかけたドアをこじあけて降りる。ホームの反対側に停車していた電車に乗る。走り出して再びやれやれと思うが、なんと窓の外をすれ違った電車は「成城学園前行」と表示してあるではないか。あれに乗れば、ぼくの自宅のそばまで直行で帰れるのだ。慌てて次の駅で降り、その電車に乗り換える。ところが電車は延々と各地を経由して、いつ東京へ帰れるか分からない。しかも、変なところで降ろされてしまった。道が二股に分かれていて、片方は「京都へ徒歩1分」、もう一方は「大阪へ30分」という表示板がある。さて、ぼくはどちらへ行けばよいだろうか。

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