8月12日の夢(大地震)

 丘の上のオフィスから出て、下へ降りると、いつのまにか大地震が来たらしい。そこにあった本社ビルがぺしゃんこになり、瓦礫の山になっている。オフィスに戻り、みんなに「本社ビルがぺしゃんこにつぶれていますよ。知っていましたか?」と言うが、みんな平然としている。知らなかったのはぼくだけらしい。
 外へ出て、道路にデスクを並べて仕事を続けていると、また大きな余震がやってきた。地面が左右にゆさゆさと揺れる。かたわらの古い木造建物がこちらに倒れかけている。ぼくはそれを指さし、みんなに警告した上で、自分も右手の広い通りへと逃げる。そこは右から左へとゆるやかな坂になっている。坂の上から舗道を重機のようなものが、ぼくに向かってゆっくりと落ちてくる。

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