12月10日の夢(社員食堂)

 会社の社員食堂に行く。長いカウンターがあり、そこに並べられた皿に盛られた料理をセルフサービスで取っていくシステムだ。空腹なぼくは手近な皿を1枚手に取るが、それはあまり好きなものではなく、入り口近くのカウンターに戻す。だが、そこは女性が調理したばかりの別の皿を置いたばかりで、ぼくの置いた皿がその上に乗っかって、両方とも料理が少し崩れてしまった。ぼくは自分の行為を反省し、どちらかの皿を買い取ろうかと思うが、女性が特に抗議もしないので、そのままやり過ごす。
 また食堂の奥へ戻って、一つだけ残ったコッペパンを取りたいと思う。しかし、小学生の男の子がもっと奥にある料理を取ろうとしてカウンターの上に乗ってしまい、その子の運動靴がコッペパンに触れてしまう。それでも食べようかと思うが、やはり汚くて食べられないので、あきらめる。
 ふと見ると、少し入り口寄りのカウンターにサンドイッチが山盛りされている。ぼくはそれを沢山自分の皿に取り、さらにおいしそうなデザートを大量に上に乗せて運ぶうち、そのデザートを床に落としてしまった。皆が「料理を床に落とすなんて珍しいね」と言う。ぼくは恥ずかしさに焦って、皿に盛った料理と、落としたデザートをつかんで急いで食堂を出る。街路を歩きながら、そのデザートをどこへ捨てようか迷う。そういえばレジでお金を払うのも忘れて出てしまったが、まあいいかと思う。

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