4月6日の夢(片方だけの靴)

 今日は7時半から講演をしなくてはいけない。その前にトイレに入る。出てから、片方の靴を個室に忘れてきたことに気づく。慌てて取りに戻ると、意地悪そうな掃除婦のおばさんが、その靴を新聞紙に包んで持っており、「もう返せない」と言う。しかも新聞紙の内側は黄金色のうんちにまみれている。
 とてもそんな靴ははけないので、新しい靴を買おうと急いで靴屋に飛び込む。だが店長は靴ではなく、大きな段ボール箱を持ってきて、「これをはきなさい」と言う。覗き込むと、中にはさまざまなパンツが入っている。しかたなく、一つのでかパンツを試着してみると、胴回りも長さもぼくにぴったりだ。「でも、欲しいのは靴です。スーツは要りません」と断ると、店長は女性店員に「では、持ってきてあげなさい」と言う。しばらく待っているが、店員は戻ってこない。店長を問い詰めると「靴は売れません」の一点張りだ。
 もう時間がないので、外へ出てタクシーを探す。後輩のKくんが現れたので、「どの道でタクシーを探せるだろうか」と尋ねる。彼も手伝って流しのタクシーを止めてくれようとする。ちょうどそこへタクシーが停車し、客が降りる。しかし、老運転手はタクシーのドアを閉め、「空車」のランプも消してしまう。ぼくは袋町センターというところで講演をすることになっているので、地図を探すが、それも見つからない。タクシーも来ないし、道もわからず途方に暮れてしまう。

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