4月12日の夢(病院)

 入院している。久しく会っていない知り合いの中国詩人、Rさんが突然お見舞いにやってきた。そこへナースが薄いピンク色の薔薇の大きな花束を持って現れた。当然、その花束はぼくに貰えるものと思ったのに、隣のベッドの少年が貰ってしまった。ナースはぼくのベッドにやってきて、噴霧器でシュッシュッと消毒液を噴射した後、折り畳み式のちゃぶ台をぼくのベッドの上に組み立て、夕食を並べる。ぼくは全く食欲がないのだが、食べないわけにはいかないと思う。

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