1月17日の夢(記録された脳内映像)

 妻と時計屋へ行った。壁面に沢山の掛け時計が飾られている。それらを物色する間、ぼくの頭の中には「ウルトラマン」のようなSF映像が流れている。やがて妻は首飾りのように見える時計を手に取って買おうとする。スイスの名門パテクフィリップの時計だという。息子はそれを買うことに反対するが、妻は構わずレジに向かう。レジには中年男性が座っており、その前に大型の猫と中型の猫がいる。2匹の猫は取っ組み合いの喧嘩を始める。ぼくは窓から外を見る。眼下を美しい川が流れ、真っ青な背中を見せてカワセミが飛んでいく。
 会社に戻る。会社には2つの部屋があり、ぼくのデスクのある手前の部屋で光るものがある。手にとってみると、デジタルレコーダーだ。再生してみると、さっき時計屋でぼくの見ていた脳内映像が記録されている。そのことを上司に報告すべきかどうか迷う。そこへ同僚がやってきて、昔ぼくらの会社にいた同僚女性が急逝したとの訃報を告げる。彼女がぼくの自伝「カナリヤ」を探していたという。確かこの部屋に一冊あったはずだと思い、同僚のOさんに探してもらうが見つからない。

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