4月6日の夢(ポールと話す)

 町を挙げての大規模なイベントに出席している。続々と世界各地から著名人が集まってくる。ポール・マッカートニーがちょうどぼくの後から歩いてきて、ぼくに言葉をかけてくれる。新川和江さんはトラックの荷台から拡声器で挨拶している。
 ビルの屋上にぼくは席をとり、イベントを見守る。しかし、そこからは屋上の柵が邪魔になって、下を通るポールが見えないので、立ちあがって首を伸ばす。
 イベントが終わり、出演者たちは車に分乗させてもらい、それぞれの自宅に順番に送り届けてもらうことになっている。ぼくも一台の車に乗り込む。ぼく以外は全員中年以上の年齢の女性ばかりだ。運転手が「では、〇〇と××と△△とへ行きます」と行き先を読み上げる。ぼくの自宅の場所が読み上げられなかったので、ぼくは「狛江も」と声をかける。運転手は驚いた顔をして、「ちょっと聞いてきます」と言って、車を降りてしまう。そうか。毎年出演者だったので、つい習慣で車に乗ってしまったが、今年はぼくは観客に過ぎなかったのだと思い出す。

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