4月14日の夢(青森駅)

 仕事で青森へ列車で行った。東京も雨降りだったが、こちらは傘を傾けて必死で差さなければならないほどの、嵐になっている。ホテルのフロントは野外にある。そこで講演用の貸しホールの申し込みをする。男性のフロントマンは「ホールはここからバスで1時間半かかります。料金は37,500円です」と言う。財布からお金を出すが、一万円札のつもりで五千円札を持ってきたため、足りない。妻に「お金」と言うと、妻は慌てて財布を探し出す。手に持ったカバンには見当たらないらしく、地面に置いたスーツケースというより、土色の地面そのものにあるポケットの中を探っている。その間に左側にいたおばさん客が横入りして、フロントマンに別の相談を長々と始める。
 駅前からバスに乗ろうと、道路に向かう。しかし、道路はそこから一段下の階層にあるため、降りることができずに引き返す。途中に懐かしいオート三輪が止まっている。運転席には若いカップルが客待ちしている。「東京まで45,000円で行きます」と男が言う。女は「私が40,000数えるうちに着きます」と言う。そして、女は男に「私はたえず数を数えていなくてはいけないので、忙しくてしょうがないわ」と文句を言う。

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