6月6日の夢(インタビュー)

 Y社銀座店のK店長に、歴史の趣味の話でインタビューしようと、ジャズ喫茶に行く。ソファーに座ったK氏と店の主人と、さあインタビューを始めようとしたとたん、レコーダーを忘れてきたことに気づく。店主に「この近くにレコーダーを売っている店を知りませんか」と尋ねると、「ありますよ。〇〇に買ってきてもらおう」と言って、若い従業員に言いつけてくれる。
 彼が帰るのを待つ間、店主は以前ぼくが来店したときの動画を再生してくれる。名前だけでなく、帽子などの特徴からたちどころに来店客を割り出して、以前の動画を検索できるのだという。でも、その検索システムは紙のカードでできていて、そこに付箋が張ってあり、アナログである。動画にはぼくがパーティーで、顔にいろんなものをぶつけられてキャーキャー言って楽しんでいる様子が映し出される。てっきり初来店だと思ったのに、こんな過去があったのだ。
 そのとき、壁のドアが開いて、奥から長門博之氏が一瞬顔を出し、すぐ引っ込む。ぼくは「あっ、長門さんだ」と言う。
 そういえばカメラも持ってこなかったが、Kさんなんだからまあいいや、と思う。

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