6月9日の夢(吉増さんのインタビュー)

 詩人の吉増剛造さんを昨日に続きインタビューする予定だ。ホテルの部屋で同僚のTくんが「さあ、そろそろ行こう」とぼくを急かす。もう約束の時間が迫っている。ぼくは「待ってくれ。薬がないんだ」と言い、カバンの中身を全部ぶちまけて常備薬を探す。だが、そこにあるのはぼくのではない錠剤ばかり。なぜこんなものがここにあるのだろう? Tくんもそうやって薬を探したからだろうか。ぼくは薬を探すのをあきらめ、「よし行こう」と言って玄関へ歩き出すが、自分の姿を見ると、アンダーシャツとパンツ姿だ。おまけに吉増さんが何号室に泊まっているのかも聞きそびれた。

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