10月2日の夢(首相官邸)

 ぼくは首相官邸のスタッフだ。有力なメンバーが出払ってしまい、少人数で留守番していると、玄関が騒がしい。出ていくと、制止を振り切って、諸外国の首脳たちが「首相に面会させろ」と言っている。ぼくをはじめ、スタッフには外国語のできる者が一人もおらず、彼らはどんどん中に入ってきてしまう。廊下をのし歩く巨体の黒人大統領の姿に、ぼくは対応を諦めてしまい、官邸の一角に店を出している居酒屋にひとりで戻る。その一番奥の席がぼくの定位置なのだ。

カテゴリー: パーマリンク