10月20日の夢(死からの生還)

 東京行きの新幹線に乗る。座席が都電のような、窓際のベンチ式なのでとまどう。一番端に一つだけ席があいていたので、そこに座り、ふと気づくと、隣にいた女性の姿が消えている。彼女はどこへ行ってしまったのだろう? しかも、駅名を見ると、この列車は大阪に向かって逆に走っている。
 ぼくの住むマンションは横に3つの部屋が並んでいて、それぞれの部屋の間にはドアがなく、互いの室内が見渡せる。仕事で男性が1人ぼくを訪ねてきた。会社にあった資料棚をそのまま持ち込んだので、どの部屋もすごい資料が天井まであるのが、ぼくの自慢だ。だがよく見ると、あちこちまだ空きスペースもある。
 突然、呼吸ができなくなり、ぼくは床に倒れる。苦しい。死ぬと思う。床に散らばった薬袋をかき回して、心臓の薬を探す。あった! おかげでぼくは無事生還して、目が覚めた。

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