11月2日の夢(エレベーター)

 ビルに入り、エレベーターに乗ろうとする。ロビーを横切り、エレベーターの前に来て、ふと気づく。そこからソファーがずらっと列をなして並んでいて、そこに座っている人たちは皆エレベーター待ちの行列だったのだ。その行列の中の誰かが「あっ、エレベーターを呼ぶボタンを押してなかった」と言う。皆、爆笑する。
 エレベーターがやってきたが、ぼくは遠慮して乗らないことにする。しかし、ドアが閉まってみると、エレベーターのドアにあいた小さなガラス窓の中は意外に空いているようだ。「乗ればよかったかな」と後悔する。しかし、エレベーターは上昇していかない。中の人が行き先階のボタンを押し忘れているのだろうか。
 エレベーターの前に受付嬢の座るデスクがあり、その上に誰かが下手な字で書いた伝言が載っている。なるほど、こういう形でメッセージを残すこともできるのだなと思う。

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