11月24日の夢(小田急線)

 小田急の新宿駅を歩いていると、前方から来たおばあさんを若い男が追い抜きざまに押し倒す。一瞬、かかわらずに行き過ぎようかと思うが、急いでおばあさんに他の男の乗客と共に駆け寄る。おばあさんの指からどくどくと赤い血が流れ出している。そこへ詰所のドアを開けて、駅員が文字通り飛び出してきた。ぼくは駅員に「止血をしてあげて」と頼み、連れの女友達といっしょにホームへ行く。
 電車は満員で、ぼくと女友達は一番後ろの車両のドアの閉まらないデッキに乗り、手すりにしっかりとつかまる。彼女は開いたドアの向こう側にいて、ぼくらはしばらく会話しているが、そこへ荒くれ者のような男が現れ、彼女の手を取ってダンスを始める。ぼくはしかたなく開いたドアの外を眺めることにする。

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