12月14日の夢(無音の稲妻)

ベランダへ洗濯物を干しに出ると、向かい側のマンションの左上の空で一瞬、稲妻が閃いた。雷鳴を予想して身構えるが、なぜか音はしない。そのかわり、あたりが真の闇になった。「停電だ! そっちへ行くね」と、ぼくは家の中に声をかけ、そろそろと手探りで窓から家の中に戻る。だが不思議なことに、暖炉の燃える居間には明かりがついており、パソコンのモニター画面もカラフルな光で輝いている。

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