1月25日の夢(海と山で撮影する)

 海での撮影を終え、ぼくたちは山の別荘での撮影のため、車に乗り込む。監督の男性と女性とぼくとの三人のクルーだ。撮影に使う予定の別荘は今日は無人のはずだが、ぼくが二階のベランダに梯子をかけて登ってみると、カーテンの内側に灯火がある。「中に人がいます」というぼくの声に、下から監督が上ってきて、鏡を下からあてがって、カーテンの中を覗き込む。そこへ下で叫び声が上がる。この家の主婦らしい白人の初老の女性が英語で「あんたたち、何をしてるの」と叫ぶ。ぼくは慌てて下に降り、女性に怪しい者ではないことを説明する。スタッフの女性は機転を利かして、鞄からお茶の道具を取り出し、女性においしいお茶を勧める。

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