8月9日の夢(残業)

 めったに残業しないぼくが、今日は珍しく夜の9時になっても会社にいる。ぼくは滅多に自分で服を買うことがないのだが、珍しく自分で買った青い上着があり、それを頭からかぶって着ようとする。だがきつくて、なかなか首を出すことができない。
 木製の大階段に沢山人が座っている中を駆け足で降りる。ぼくの足がうっかり触れたのだろうか。座ってコーヒーを飲んでいた女性が「あちちっ!」と言って、顔をしかめる。だが、急いでいるので、彼女に謝っている暇はない。
 自分のオフィスに戻ろうとするが、戻り方がわからない。しかたがないので帰宅することにする。適当な出口から外に出ると、全く見知らない街並みが広がっている。ここは早稲田大学なのに、一度も来たことのない場所だ。だが、歩き続ければきっと、大隈講堂など見知った場所へ行き着けるに違いない。

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