11月19日の夢(手土産)

 北海道へ取材に行った。空港の地下にある土産物店に降りていく。手土産が二つ欲しいのだが、ぐるぐる回っても、ふさわしいものが見つからない。奥にある店の男性店主に声をかける。彼は他の客の応接に向かおうとしていたところだったが、その客に「ちょっといいですか」と断りを入れて、ぼくの方に来てくれる。ぼくは「二千円ぐらいで、おつかいものにできる品が欲しい」と彼に言う。彼はわざわざ店の本社に電話をかけて、ぼくの求めにぴったりの商品を選んでくれた。ぼくはそれを二つ買って、取材先の幼稚園に向かう。
 その手土産は緑色をした大きなボトルに入っていた。ところが園に着いたとたん、園児の一人がぼくからそれを奪い取る。蓋が壊れてしまい、中から液体が漏れだした。ぼくは怒って、保母を呼びつけ、損害賠償を要求する。そうしながら、もう一つの手土産を取り出し、保母に「どうぞよろしくお願いします」と手渡す。なんだか変だなと思いながら。

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