12月2日の夢(病み上がり)

 病気をして、長く休んだ会社に久しぶりに出社した。まだ四時過ぎなのだが、明日の出先を白板の予定表に書き込み、さっさと退社しようとする。しかし、いくら病み上がりとはいえ、この時間に退社するのは、いかにも臆面がない。せめて六時まで会社にいようと思う。
 階下に降り、台所の流し台で水道の蛇口を開け、何かを洗う。後ろで流し台を使う順番を待っている人があるので、急いで蛇口を締めるが、水道管が大きな音を鳴り響かせ、なかなか止まらない。「なんじゃ、これは」と呟くと、ようやく止まる。

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