2月5日の夢(朗読会)

 朗読会に行く。会場は畳敷きの広い和室で、宴会のような感じに、参加者が座っている。自己紹介がわりに、開会前の時間に到着順に自作を読むのが規則だ。ぼくは遅刻してくるらしい別の詩人の作品を、代読することになる。とても読むのが難しいテキストで、大きく時間をくってしまい、恐縮する。次に自作の詩を読む。テキストは動画になっていて、ぼくの詩のテキストを持った人が歩いていくのを、目で追いながら読んでいく。ところが、その人が別の人の影に入ったり、意外に難しい漢字が使われていたりして、冷や汗をかきながらやっと読み終える。すると、ぼくに温かい拍手が送られる。遅刻すると言っていた詩人も、既に会場に到着しているらしい。なあんだ、と思う。

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