3月24日の夢(コーヒーと白粉)

 トイレで用を足し終わり、お尻を拭こうとすると、トイレットペーパーがない。気がつくと、便器にぼくと並んで窮屈そうに若いヤクザのような男が座っている。メガネをかけていて、やせている。そいつがぼくになれなれしく話しかけてくる。壁に便座カバーの紙があるのが見える。男の肩越しにその紙を取って、トイレットペーパーの代わりにする。しかし、それは便座カバーではなく、轢いたコーヒー豆を入れた袋だったので、体中真っ黒になってしまった。ぼくは慌ててパンパンと服を叩いて、コーヒーの粉を払い落とす。それでも周りの女性たちがぼくを見ておびえるので、鏡を覗くと、ぼくの顔は白粉を塗りたくったように、まだらに真っ白だ。

カテゴリー: パーマリンク