5月30日の夢(便器付きデスク)

5月30日の夢(便器付きデスク)
 おんぼろな木造校舎の二階の一番端にぼくらの会社のオフィスがある。デスクも汚い木製で、その足元にはそれぞれ自分用の便器が口を開けている。どのデスクの足元もドロドロでとても汚い。
 今日は二時間を単位にして一人ずつ講師が教壇に立つ。一時間目にやってきた男は「私は誰でしょう?」と言って、自分の名前を当てさせる。「こないだ現代詩手帳に私の作品が載っていました」と、ヒントを出す。
 二時間目の講師は中島みゆきだという。顔を見るだけで帰ろうと思う。休憩時間になったので、外へ出るが、そこはとんでもない山奥だったので、しかたなくまたオフィスに戻る。トイレで用を足したいが、一番奥のデスクの下の便器には誰かが血を吐いた痕があり、とても使う気になれない。とにかく帰り支度を始める。沢山の重い荷物が意外に小さな軽い荷物にまとまった。
 そこへ中島みゆきがやってきた。ガラスケースに入った彼女の身体にはアンドロイドみたいにいろんな管が巻き付いている。しかも半裸で、両手で胸を隠しながら、メイクをしてもらっている。それなのに大声でおばさんのようにしゃべりまくる。

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