7月24日の夢(女王様の会社)

 女王様の治める会社に勤めている。海の近くに建てられた新社屋だ。島なのだろうか? 海の中に敵の陣地の灯が見える。だが、それは過去の時代の風景らしい。半透明に現代の都市の風景がそれに重なって見えている。ぼくらはその陣地を偵察したり、女王様にもらったさまざまな武器で攻撃する。西洋の中世のような剣がある。研いでみると、ちゃんと切れる。しかも、ぼくでも扱えるほど軽い。ぼくは女王様から望遠鏡を貰い、それを使って勝利することができた。
 武器を別室にいる女王様に返還する儀式があり、ぼくは望遠鏡を返しに行く。女王様の足元には茨のバリケードのようなものがあって、とても邪魔だ。ぼくがそれを跨いで、無事に返し、退出すると、女王様が「一色さんが望遠鏡を本当に返しに来たのよ」と、感に堪えたように言うのが聞こえる。
 ぼくの隣のデスクには相沢正一郎さんが座っている。ぼくらのデスクの足元は沢山の段ボール箱でぎっしりだ。それらを足で押しのけながら、ぼくは仕事をする。その会社を、ぼくは一日ずる休みしてしまう。翌日、首をすくめて出勤するが、誰もぼくの欠勤をとがめだてしない。

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