7月25日の夢(張り込み)

 早稲田詩人会で船の運送業を始めた。ぼくはその受付係だ。早速、発注の電話がかかってきた。S月堂のC社長からである。「こういうふうに事前に電話しておけばいいのですね」と問われ、ぼくは「はい。それでは27号室(50年前、早稲田詩人会があった部室の番号)でお待ちしています」と答える。
 ある夫婦が夜中に何者かに拉致された。近所の人たちが総出で、いなくなった夫婦の家に真夜中に張り込むことになった。ぼくが行ってみると、家の前の暗がりに3人の男女が身を隠すように潜んでいる。一人は猫のお面をつけている。
 家の中には大勢の住人たちがいる。突然、誰かが「敵がやってきた」と叫ぶ。ぼくは「誰が指揮をとるんだ? 逃げるぞ!」と叫ぶ。一斉に家から飛び出すと、向こうから大きな人影がどたどたと息をきらして走ってくる。「小川くんも来てくれたんだ」と、皆喜ぶ。

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