9月22日の夢(大阪城築城)

 大阪城を築城する責任者になった。といって、現在の話である。既に原型となる建物はあり、これを改築するだけだが、待っていてもなかなか人手が集まらない。何人かで座って待っていると、少しずつ人が集まってきた。一応、徳川方との戦争状態にあるらしく、「窓から外を覗くな」と注意されるが、ぼくは無視して覗く。でも、窓からはたいした景色は見えない。
 やっとコンクリートミキサーやワゴン車が集まってきた。ぼくは外に出て、舗道の柵に腰掛ける。銀座のような賑やかな表通りだ。車道の方から青っぽい制服を着た男たちがどやどやとぼくの周囲に集まってくる。どこかの大学のラグビー部らしい。ぼくは彼らの傍若無人な態度に腹を立て、我慢して座り続けるが、あまりにやばそうな感じになったので、立ち去ることにする。
 城内に戻ると、ついに大勢の人たちで中はいっぱいになっている。隣室では合唱が始まった。美しいハーモニーに惹かれて、ホールのような広い部屋に入る。舞台の上に数十人の学生が上がって、山の歌をうたっている。それと同じぐらいの数の学生が客席に座って、それを聞いている。

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