10月4日の夢(乗換駅)

 小田急線・代々木上原のホームで三番線の電車から降りて、反対側の四番線の電車に乗り換えようとする。ぼくのほかに男性二名、大人の女性二名、女子中生二名がいる。人波にまぎれて、二名の男性は姿を消した。四番線の電車に殺到する人々の列の、ぼくの前には女性二名がいて、その前にいた大きな荷物を持った一人の女子中生が今まさに乗り込もうとしたとき、背後からもう一人の女子中生が「混んでいるからやめようよ」と悲痛な声をかけた。その声に、乗り込もうとした女子中生は思わず、足を止め、彼女の大きな荷物にさえぎられて、誰も乗り込めなくなってしまう。押し合いになるが、よく見ると、車内はがらがらで、みんな座れそうだ。「空いているじゃない?!」と、ぼくは声を出す。「本当だ!!」 みんな、とたんに希望が湧いてきたようだ。

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