1月4日の夢(テレコが回らない)

 Y社のオーディオユーザーの取材のため、都電に乗って出かける。小さな子供のいるお宅だ。下町だが、ある程度のお金持ちであることが、家の大きさから想像できる。先客に保険の外交員がいて、その契約が終わるまで、同じ部屋で待つように言われる。主人と外交員がちゃぶ台をはさんで交渉している間、ぼくは外交員の隣の座布団に座っているが、そのまま眠り込んでしまう。
 外交員が帰り、ぼくの番になる。取材場所は主人のオーディオルームだというので、みんなで二階から地下室に降りる。ぼくは取材用のカメラを持ってきていたが、なんと隣にUカメラマンがいる。これなら安心だ。さあ、インタビューを始めようと、テレコを取り出すのだが、四角い白い箱のようなテレコにはいくら探しても、録音ボタンがない。適当なことをしゃべって間をつなぐが、焦りまくる。おまけに、ぼくの座っている位置と主人との間には、胸の上まである間仕切りがある。これで主人の声が録音できるだろうか。おまけに用意しておいた設問を書いた紙までどこかへ行ってしまった。

カテゴリー: パーマリンク