3月31日の夢(燃える左腕)

 病院に診察してもらいに行く。暗い診察室の前で待っていると、ぼくの前の女性患者を別の医者が呼び出し、彼女は診察室を出て行ってしまう。階段の踊り場へ行き、今にも下へ降りようとする彼女を二人の医者とぼくは呼び戻し、「まだ診察中だから」と言う。彼女によれば「女友達が下に来たので、一緒におやつを食べる予定だった」とのこと。そんな騒動があったので、ぼくは自分が何のためにこの病院に来たのかを忘れてしまった。しかし、ぼくの左腕には大きな黒い穴があいているので、それを医者に診せる。医者はそこに何かの治療器具を当てると、アルコールに浸したパッドのようなものに火をつけて燃やす。ぼくの腕から炎が上がるが、熱くはない。ところが、ほかの男性患者がそばにやってきて、「だめだめ。ぼくはこれからキャンプに行くんだから」と言って、火のついたパッドを取り上げる。ぼくと医者は呆然となるが、無言のまま男からパッドを取り戻し、もう一度患部に当てる。「この病院では大きな注射針を使うので、時々そういう大穴があくことがあるのですよ」と医者はぼくに説明する。

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