5月4日の夢(電話インタビュー)

 編集部員全員一斉に同じテーマで電話アンケートをとることになる。そして、自分のかけた相手の答を記録するのだ。誰かがぼくに「おまえはわざと間違い電話をして、その答を記録しろ」と言う。ぼくはそれを冗談だと思って笑うが、誰も何も言わない。そこは雑草の生えた広場で、全員立ったままてんでにケータイで電話をかけ始めてしまう。ぼくは慌てて「いくらなんでも、それは……」と抗議する。だが、誰もぼくに応える者はいない。ぼくはしかたなく間違い電話をかけ、「おかけになった電話番号は……」という自動メッセージのメモをとる。

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