6月10日の夢(クリニックの受付)

 原宿の会社で土曜出勤をしている。会社は宮殿のように豪華だ。
 退社して急いで自宅近くのクリニックに駆け込む。受付は横に長いデスクで、真ん中は若い女性、右は誰だか不明で、左は詩人のY氏である。ぼくは左手に提げた紙袋の底に書類が一枚張り付いてしまって、なかなか取れない。懸命に取ろうとしながら、「診察お願いします」と言う。ところが意外なことにY氏は「今日は予約された方だけなんですよ」と答える。ぼくは驚いて、「えーっ。仕事が忙しいので、他の日には来られないんです。なんとかお願いしますよ」と頼み込む。Y氏は予約票をめくりながら、「このあたりに何とか押し込めないかな」と考えあぐねている。

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