10月30日の夢(まつりあげ)

 沖縄で講演することになり、そこで使う小道具を沖縄のデパートのような店に買いに行く。三階の売り場にキャラクターグッズが山のように置かれた売り場がある。ぼくは男性店員に「小さなイルカのようなキャラクターをください」と言う。講演の中で美ら海水族館を取り上げ、それがどこであるかを聴衆に質問する。正解が出たら、水族館を象徴するものとして、イルカのキャラクターを聴衆にプレゼントしたいからだ。だが、ぼくは「美ら海水族館」という名前をど忘れしてしまい、そちらの方向を指差して「あそこの」としか言うことができない。それでも店員はぼくの意図を了解し、「その商品なら一階の売り場にあります」と答える。
 会社に戻る。顧問として迎える先輩詩人G氏の席をオフィスに作らなければならない。しかし、フロアには空いたスペースがない。ぼくは壁際に積み上げた棚の上に、彼の席を作る。彼をそこに座らせてみると、大変安定が悪い。今にも落っこちてしまいそうで不安だ。ぼくは危険を感じて、部下の社員に「やっぱり下に席を作ってあげて」と指示する。

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