12月12日の夢(ズボンがない)

 会社から道路を一本隔てた裏通りに、一軒のお店がある。ぼくは毎日のようにそこに通っている。昨日も顔を出すと、テーブル席に座った男性に一人の若い女性が話しかけていた。学校の先生のようだ。
 今日もお店に行き、閉まっているドアを開けようとすると、中から女性が細めにドアを開けて、「今日は土曜日なので、入るのならお金をいただきます」と言う。そうか。ウィークデーは無料だったのだ。ぼくは「じゃあ、いいです」と断り、外に出るが、ふと気づくとズボンをはいていない。スーツの上着を着ているので、ぎりぎり下半身は隠れているのだが、このまま地下鉄に乗って帰宅してもいいものか、思い悩む。

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