2月23日の夢(タクシーでNHKに行く)

 書類が郵送されてきた。開けてみると、「NHKに手続きに行ってください。タクシーを利用するなら、その内三千円を負担します」と書いてある。ぼくはすぐにNHKに行くことにして、夜の街に飛び出し、タクシーを拾う。
 運転手は若い気弱そうな男である。ぼくは「NHKへ行ってください。NHKといえば渋谷だね」と言う。タクシーが走り出してから、ポケットの財布を探るとやけに軽い。全くカラであることに気づく。だが、どうせ夢なのだから、お金を支払う真似をすればいいのだと思う。
 NHKの前に着いた。書類を見せて、お金を払う真似をすると、運転手は「234円です。残りの三千円はこの書類に書かれた三ノ宮に請求すればいいのですね」と言う。
 タクシーを降りて、建物に入ると、そこはNHKではなく民放だった。ロビーには守衛がいたが、見とがめられることなくぼくは階段を上る。そこでは番組スタッフが忙しそうに働いている。ぼくは手続きに行く前に、まずすトイレに行こうと思って、目を覚ます。

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