9月8日の夢(明日は退職日なのに)

 会社の冷蔵庫を開けると、封を切って飲みかけの牛乳パックが何本もある。その一本からコップに牛乳を注ぎながら、「明日からぼくは退職者のはずなのに、なかなかそうさせてもらえないな」とひとりごとを言う。明日だって、広島に出張してそのまま会社に戻らないつもりだったのに、まだ「あれをしろ、これをしろ」と会社がうるさいのだ。
 緑豊かな田園地帯。川が二本に分岐する場所に、二人の男がいる。一人は初老で、一人は壮年だ。バスに乗っている初老の男に、壮年の男はケータイで「今どこですか」と問いかける。

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