4月14日の夢(教室)

 教室で皆と講習を受けている。全員がぼくを含め、何らかの精神障害を持つ人々らしい。机と椅子が縦に何列も並べられ、教卓には編集者のTさんが座って話をしている。
 講義の途中、ぼくはデスクの上の黄色い袋を開けて、ガサガサ言わせる。そんな音を立ててはいけないと自分でも思うのだが、なかなかやめられない。おまけにそれを床に落としてしまい、慌てて拾う。そうこうするうちに伝染したように、ガサゴソさせる音が教室中に広がっていく。後ろの壁際にある荷物置きのための机の上で、ガサゴソさせる音が中でも一番うるさい。ついにTさんも講義を中止してしまう。
 結局休憩になり、ぼくはデスクにあった小さな急須と、お猪口のような湯呑でお茶を飲み始める。とてもおいしい。そのお茶を一番前の列の人から、列ごとに後ろの人へ順繰りに送ることになる。ぼくのデスクの上には小さな急須と湯呑がたくさん散らかっているので、教室の前の方にある流し台でそれを洗おうと思って持っていく。だが、流し台にある真っ黒な蛇口は、流し台の横幅いっぱいもある巨大で複雑な機械だ。ぼくは戸惑い、皆に「この機械、どうやって水を出すの?」と尋ねる。

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