5月4日の夢(ターミナル)

 今日は神戸で二件の取材がある。しかし一件目は多分キャンセルになるだろうから、最初から予定に入れない。
 問題は午後二時からの二件目の取材だ。ここは大阪か京都のターミナル駅らしい。乗り換えなくてはいけないが、勝手が分からず迷路のような連絡通路をうろうろする。群衆の中から一人の刑事らしい男が現れ、ぼくを捕えようとする。なんとか逃亡できたが、理由も分からないまま、ぼくは追われる身になってしまう。
 駅の出口からいったん外に出て、芝生の上で睡眠をとる。目を覚まして尿意を覚えてきょろきょろする。幸い、近くに石碑のようなものがあり、その裏に身を隠して用を足そうと思う。だが実際に裏に回ってみると、障害物があり、無理だと分かる。そういえばリュックを芝生の上に置いてきてしまった。慌てて戻るが、前方からきたガードマンらしき男がリュックを遺失物として持っていこうとしている。急いで駆け寄り、それは自分のものだと訴える。意外にもあっさりと男はリュックを返してくれた。
 再び駅の構内に戻り、群衆と共に神戸線への連絡通路を左に回ろうとする。その瞬間、前方からまたあの刑事が現れた。万事休す。

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