3月3日の夢(実家に泊まる)

 浜松で詩の会合がある。ロビーでは中高年の女性詩人たちがおしゃべりしている。ぼくは彼らの間をできるだけ話しかけられないよう、適当に会釈だけしながらうつむき加減で通り抜ける。一度会場から外に出て、正午ちょうどに会場に戻ると、入り口で妻がぼくを待っていた。ぼくは「浜松に来たのだから、1000円のうな丼定食を食べに行こうね」と言って、二人肩を並べて街に出る。交差点は春の日差しで眩しいくらいだ。
 
 ぼくの名古屋の実家に妻と、もう一人の知らない眼鏡の男性と一緒に泊まりに行く。夜遅かったので、両親と祖母は六畳の座敷で寝ていたが、祖母が襖をあけて顔を出した。ほかの部屋に一人一部屋で泊まろうと思い、眼鏡の男性は玄関部屋、妻は3畳間、ぼくは昔の子供部屋で寝ることにする。でもぼくと妻は子供部屋で二人で寝てもいいのではないか。そう思って、子供部屋のドアを開けると、そこにあったはずの作り付けのベッドはなく、普通の和室に変わっていた。

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