10月15日の夢(大きな家)

 部屋がたくさんある大きな家に住んでいる。ベッドのある自分の部屋で休んでいると、二人の歌人がやってきたので、「もしかしてこの部屋使いたい?」と冗談のつもりで言う。すると二人は、この部屋と隣の部屋でそれぞれ歌会をするので、使わせてほしいと言う。しかたなくぼくはそこを出て、玄関近くの部屋に移る。そこには久しぶりに訪ねてきてくれた大家族の親戚一家がいるので、ぼくは「久しぶりです。お子さんたちも大きくなって……」と愛想をふりまく。次々と部屋を覗くが、どの部屋にも来客がある。ある部屋ではテレビ局のディレクターが勝手に占領して、モニターごしに撮影の指揮をとっている。別の部屋では、若い男がいろいろな色の混じったセーターを着ていて、「ぼくはいつも同じセーターを買うんです」と言う。

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