3月24日のもう一つの夢(ワクチン注射)

 家の前の街路に長テーブルとベンチが並べられ、テントが張られて、ワクチン注射のカウンターができた。早速行ってみる。しばらく迷った末、ぼくは左腕ではなく右腕をカウンターに乗せ、「血管がこちらの方が見やすいので、いつも右腕に打ってもらうんですよ」と言う。そこでうとうとと眠くなり、しばらく意識が途切れたようだ。はっと目を覚ますと、さっきまでぼくの応対をしていた若い男性スタッフが、ちょうどテントの外から帰ってきたところだ。びっくりして「どうしたんですか?」と訊くと、「家へ帰って、ちょっと寝てきたんですよ。おかしいですか」と答える。それを聞いて、ぼくもほかのスタッフたちも唖然としてしまい、しらーっとした空気が流れる。

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