会社の周りは木製の床材が敷き詰められた広場である。箒を持ち、広場を一周してみようとするが、奥の壁際に髭面の若いアメリカ人男性の姿が見えるので、途中で戻ることにする。
会社の入り口で若い女性社員に呼び止められる。「先日、打ち合わせしてもらった仕事の件ですが、やはり分からないところがあるんです」と言う。ぼくは広場の方を指差し、「じゃあ、あちらの広場のテーブルでこれから打ち合わせしましょう」と答える。「そうしてもらえると助かります」という彼女と共に広場へ向かうが……
そこには木製のカウンターがあり、彼女は若い男性の上司とともに向こう側、こちらの椅子にはぼくと妻とが座る。二人が課題として示すコピーに、ぼくは自分なりの解釈を与えていく。彼女はそれでOKのようだったが、上司は「そんなのではダメだ」とヒステリックに否定するので、ぼくらは改めて出直すしかないと思う。