5月6日の夢(谷山さんのパーティー)

 シンガーソングライターの谷山浩子さんのパーティーに出席した。広い会場は奥に向かって、末広がりになっており、両側の窓際が一つながりのベンチ式ソファーになっている。左側の席に谷山さんがいる。その隣は空いているが、そこに座るのはためらわれる。少し行きすぎて、同じ側に席をとる。
 誰かのスピーチが中央で始まる。皆、真ん中に集まってきたので、ぼくも取材用のカメラでその人を、ホール中央に駐車した車によりかかるようにして撮影する。だが、いつのまにか皆は別室へ移動してしまった。ぼくは慌てて荷物をかき集め、皆の後を追う。
 別の大きな部屋で皆が食事をしている。ここにいるのはあのパーティーの人たちだろうか。テーブルが教室のように並べられ、通路には大きなケーキを満載したカートがいくつもある。ぼくもケーキの皿をとる。他の参加者がじゃまだ。空いている席に荷物を置いて確保し、座ろうとすると、女性が2人並んで座る席を探しているので、彼女たちに譲り、自分はその隣に座る。
 このメンバーを統括するプロデューサーの男がなんだか中性的な声で、スピーチを始めた。「皆は空中でジャンプするとき一回転するが、私は半回転しかしない。なぜなら一回転すると元の場所に戻ってしまうからだ。半回転することで、私は前に進むことができるのだ」。

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