6月28日の夢(パソコン盗難)

 職場中が忙しい仕事に追われている。ぼくのデスクのある列の右端は上司の席だが、そこには誰もおらず、その周囲、つまりぼくの右側は人けがない。一方、左側は戦場のような忙しさだ。ぼくもここで泊まり込みで仕事をしているのだが、実は妻にも小さな子供にも行き先を告げずに、来てしまった。自分が必要とされているのだから、しかたがないと思ったのだ。経営者の老人がチームのメンバーを集めて檄を飛ばした後、急に思いついて全員の紹介をするという。一人一人名前を呼ばれたのに、ぼくの名前は呼ばれず、妻の名前が呼ばれる。驚いて「それはぼくの妻ですが」と言う。そういえば、招集されたメンバー表の中に妻の名もあったのだが、間違いだろうと思って、気にしなかったのだ。だが、本当にここで必要とされているのは、ぼくではなく、妻の方だったのだ。
 デスクに戻ると、さっきまで使っていたぼくのパソコンがない。パソコンがなければ仕事も続けられない。別の部屋へ探しに行き、再び戻ると、デスクの上にそれらしいパソコンがある。だが、別のプロジェクトチームが開発したシステムの実証試験にそれを使っている。よく見ると、ぼくのパソコンではない気もする。作業を終わり、急いで撤収しようとするメンバーの一人の袖を必死でつかみ、「もう一度確認しますが、このパソコンはぼくのものではありませんよね」と言う。もちろん彼らは冷たく否定する。パソコンを奪われてしまったら、ぼくには手も足も出ない。こんなひどい目に遭うなら、もう仕事をやめてしまおうかと悲しくなる。でも、同じような境遇にある人も沢山いるはずなのだ。ここであきらめてはいけない。頑張らなきゃダメだと思う。

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