7月10日の夢(愛人面接)

 某財団の事務所に行く。今日は理事長が新しく愛人として採用する女性の面接をしている。面接が続いている間に、その愛人候補の控室にこっそり入る。トレイに彼女のヌード写真が何枚も畳まれて置いてある。ぼくは情欲を刺激され、その写真を盗もうとするが、あいにく面接が終わって、理事長室から女性が出てきたようだ。ぼくは慌てて隣室に移るが、そこも別の愛人候補の控室だ。ロビーで男性と愛人候補が話している声がする。怪しまれないうちに逃げた方がいい。ぼくは部屋とロビーを隔てる暖簾をくぐって、「失礼しました」と小声で挨拶し、急いで玄関に出る。靴をつっかけようとするが、慌てているのでなかなか履けない。ドアを開けて、街をどんどん走って逃げる。大きな川にかかる橋を渡る。ここまで来れば、もう追っ手も来ないだろう。

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